1947-09-25 第1回国会 衆議院 外務委員会 第9号 そこで日本といたしましては、講和會議も近い將來に迫り、國家としても國民としても目下その心構えをいたしている次第でございますが、敗戰國としての日本が連合國に支拂うべき賠償の義務を、いかに忠實、正確、迅速に處理するか、あるいはしないかの問題は、ただちに日本國家及び國民の道義心の水準を具體的に世界環視のもとに明らかにするものといたしまして、この賠償處理の問題は、まさに敗戰後の最初のかつ重大な日本外交の第一歩 加藤シヅエ